環境修復事業

環境修復事業

不法投棄された産業廃棄物による土壌汚染や、海難事故による原油流出、そして自然災害で発生した大量のがれきを、グループの総合力で「暮らしと環境」を守る原状回復・修復事業を行っています。

リマテックグループの環境修復事業とは

総合力を生かした環境修復スキーム

不法投棄された産業廃棄物による土壌汚染や、海難事故による原油流出、そして自然災害で発生した大量のがれき。
これらを速やかに、適切に処理することで、地域住民の安心・安全な生活を取り戻したい。
リマテックグループでは、これらの課題を解決するため、廃棄物運搬から分析、高精度選別、再資源化までの一貫した処理スキームの構築や、流出した油の回収処理を提案・施工。
グループの総合力で「暮らしと環境」を守る原状回復・修復事業を行っています。

リマテックグループの環境修復事業の事例

事例 ロシア船籍ナホトカ号の海難事故による海上災害復興事業

島根県沖でロシア船籍の重油タンカーが破断し、漂流・漂着した重油の回収・処理・処分を実施。
日本海を覆った排出重油等の総回収量は、海水・油付着ゴミ・油泥砂などを含めて約59,000tにも及び、うち約10,000t(ドラム缶にして約50,000本)の処理を請負い、船舶輸送を含め、全国7県10箇所にて対応いたしました。環境に優しい最善の処理方法を提案し、災害復旧と再資源化の処理・処分を実現しました。

事例 岩手青森県境不法投棄原状回復事業

岩手青森県境で、当時日本最大規模の不法投棄が発見されました。
岩手県側の原状回復事業として、リマテック・応用地質JVにて、施工システム基本設計業務を実施。

(施工システム基本設計業務)
・原状回復計画の立案
・現地設置施設の設計ならびに撤去現場の施工管理
・廃棄物デリバリー管理等

不法投棄現場では、有害廃棄物などの処理困難物が他の廃棄物が混ざり合って無秩序に投棄されていることが一般的です。岩手青森の現場も同様の状況であり、これらを安全かつ適正に処理し、原状回復を図ることは通常の廃棄物処理よりも数段難しいものでありました。
廃棄物の投棄状況や性状を踏まえながら、経済性・安全性・迅速性(スピード)などの要件を満たすように、計画立案・施設設計・施工管理を行いました。

事例 岐阜市北部地区産業廃棄物不法投棄原状回復事業

岐阜市北部地区の廃棄物不法投棄現場の廃棄物を撤去するにあたり、当該不法投棄廃棄物が発熱している箇所がある事が判明。その不法投棄廃棄物の掘削開始までに、発熱箇所を特定し、適切な消火方法を選定して実施することが必要となりました。
注水消火を補完するものとして、当社が提案した熱源下部から水蒸気を吹き込み、消火補助を行う方法が採用され、安全に不法投棄現場の原状回復が行えるようになりました。
当社独自の発想が、不法投棄廃棄物による環境汚染と土壌汚染・水質汚濁の防止に役立ち、生態系の回復にも寄与することができました。

※水蒸気の拡散状態解析(上、右下)
※コンピューターによる熱源解析(左下)

事例 東日本大震災復興プロジェクト

2011年3月に東日本大震災が発生し、地震と津波により東北地区の沿岸部を中心とした太平洋沿岸の幅広い地域が被災し、未曾有の大災害となりました。
岩手県とは2004年の青森・岩手県境における不法投棄現場原状回復事業のお手伝いをさせて頂いた親交の深い地域です。
当社は、震災発生の5日後には現地入りし、翌月にはセメント工場を活用した災害廃棄物処理の検討に入りました。
まず初めに、水産加工業者の倉庫や工場の被災により発生した水産廃棄物の燃料化を実施。その後、災害廃棄物処理業務を請負い、仮置場災害廃棄物を選別する二次選別プラント・海水をかぶったがれき(災害廃棄物)を処理するための除塩プラントの建設・さらに津波堆積物を処理する分級処理業務の請負いや津波堆積物の農地還元を可能とする土壌分級プラントをオープンさせ、迅速かつ確実な処理を行い、約3年の長きにわたり復興支援業務を行いました。

■選別プラント
処理量/大船渡市 約84万トン、陸前高田市 約119万トン
■除塩プラント
処理量/約93.5万トン
■土壌分級プラント
処理量/約83万トン

事例 滋賀県大津市不法投棄原状回復事案

滋賀県大津市で判明したドラム缶の不法投棄事案。過去の調査により、約450本におよぶ排出由来不明のドラム缶には、多数の有害物質が含まれ、その多くが特別管理産業廃棄物に該当していることが判明、支障除去業務及び再生燃料化・焼却などの処理を実施しました。

高精度選別による支障拡大防止と積極的な再資源化
 →専門・技術者による複合性・処理困難性の拡大防止
 →当該廃棄物の石炭代替燃料化等への再資源化により
 環境負荷低減と低コストの実現を両立

特殊な産業廃棄物の収集運搬、処理が求められることから、リマテックとグループ会社であるRTT株式会社を含む4社からなる、コンソーシアム形態で取り組み。リマテックの総合力を駆使して、不法投棄物の分析から高精度選別、さらには積極的な再資源化まで一貫体制で適正な処理スキームを構築しました。老朽化した一部のドラム缶からは内容物の漏洩があり、周辺環境や近隣住民の生活への支障が懸念されました。事案判明後、大津市では測量調査、状況調査、支障除去調査が進められ、リマテックでは2012年度から支障除去業務を実施。事案地に保管されている老朽化したドラム缶からの詰替え、一部場外への搬出、再生燃料化および焼却などの処理を実施し、2013年度中には、全量を搬出および処理、原状回復の各業務を完了しました。

事例 広島土砂災害環境修復事業

2014年8月20日、広島市北部を局地的な短時間の大雨が襲い、土石流等による甚大な被害が発生。多くの尊い命が奪われる、大きな災害となりました。
この災害により発生した推定58万トンの災害廃棄物の適正処理を実施しました。

リマテックグループ企業2社(リマテック株式会社、RTT株式会社)を含めた7社の共同企業体により、各社の技術や強みを最大限に発揮しつつ、地元から雇用した現場スタッフとともに、安全かつスムーズに作業を進め、早期の処理完了を実現しました。

市内9カ所の1次仮置場に集められた災害廃棄物を、油圧ショベルや人力(手選別)等により粗選別。土砂・がれき類等に分別したのち中間処理施設へと搬送し、分別・破砕などを経て適切な処理が進められました。
土砂は埋立資材、砕石は路盤材、木材はバイオマス原料、その他の処理後物は固形化燃料になるなど、リサイクル率98.9%を目標に処理された災害廃棄物のほとんどをリサイクルしました。

他にも様々な環境修復の事例ございます。

リマテックグループ各社では、環境修復として様々な分野で貢献しております。小さなものから大きなものまで様々な対応を行なっております。

案件名 概要
阪神淡路大震災廃棄物
処理プロジェクト
芦屋市、西宮市、宝塚市等の震災廃棄物マネジメント
廃製品プロジェクト 食中毒事件に伴う廃製品処理のマネジメント
和歌山ダイオキシン処理
プロジェクト
ダイオキシン汚染地の不法投棄廃棄物処理マネジメント
北九州PCBプロジェクト PCB汚染土壌マーケット調査、PCB処理施設オペレーション
NaK プロジェクト 大学内原子力研究施設解体及び無害化業務
貨物船座礁事故回収
プロジェクト
座礁した貨物船に残った燃料油の回収・処理業務
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